ちょっと一息〜健康コラム
ちょっと一息〜健康コラム
文書作成日:2022/02/05


 年を追うごとに、症状を訴える方が増える冷え症。寒さが厳しい時期だけでなく、1年中冷えに悩まされる方も多いようです。そこで今回は、冷え症の原因と対策についてご紹介します。


 次のうち、あてはまるものがある方は、冷え症であることが考えられます。

  • □入浴後、すぐに手足が冷える
  • □季節に関係なく冷えを感じる
  • □便秘や下痢になりやすい方だ
  • □努力しているわりに痩せにくい
  • □いつも厚着をしている

 冷え症は、血管の収縮によって手足が冷えている状態を指します。血液の流れが悪くなって末端まで温かい血液が行き渡らないことで起きます。そのため、暑い日であっても冷えてしまうのです。


 血管のめぐりの悪さが冷え症の原因ですが、それを引き起こす生活習慣とはどういうものなのか。それぞれの原因と対策について探ってみましょう。

  1. [原因]筋肉量の減少、運動不足
    脂肪は、一度冷えると温まりにくいため、筋肉量が少ない方や運動不足の方は、冷え症に陥りやすくなります。筋肉は、血液を全身に送るポンプの役目もしているので、筋肉量が少ないと身体が冷えやすくなります。
    [対策]筋肉を増やそう
    ウォーキングやサイクリングなど、日頃からまめに身体を動かすようにし、運動不足の解消を! 筋肉量アップのためのトレーニングの他、肉、豆類、卵といったたんぱく質をしっかり摂るようにしましょう。
  2. [原因]ストレス、自律神経の乱れ
    過度なストレスで緊張状態が続くと、自律神経のバランスも崩れやすくなり、温度調整が上手くできなくなります。通常なら、寒い時は血管を縮めて体温が逃げるのを防ぐのですが、この調整ができないと身体が冷えてしまいます。
    [対策]リラックスタイムを心がけて
    できるだけ日頃からストレスをためない生活を心がけ、ゆっくりお風呂につかったり、趣味を楽しんだりして、リラックスできる時間をもちましょう。冬場はカイロや温かい素材のインナーなどで、身体を温めるのもおすすめです。
  3. [原因]食生活の偏り、ダイエット、便秘
    ファストフードやお菓子の食べ過ぎ、ダイエットによる少食など偏った食生活は、ミネラルやビタミン不足を招き、血液の状態も悪くなり身体を冷やしてしまいます。腸内の働きも悪くなり、便秘にもなりやすくなります。
    [対策]正しい食習慣を身につける
    食物繊維、ビタミン、ミネラル、鉄分などが豊富な食生活を心がけ、血液そのものの健康を守りましょう。全身の血液循環も良くなり、冷え症の改善にも役立ちます。生姜、紅茶、ネギなど、身体を温めるものを積極的に摂るようにしましょう。

 「冷えは万病のもと」という言葉もあるほど、冷え症はさまざまな不調だけでなく、免疫力を低下させる原因のひとつです。近年では、冷え症外来や血管外来といった専門の病院もありますので、気になる方は相談してみましょう。症状によっては、健康保険内で漢方治療を受けることもできます。

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